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屋根裏部屋にあたる2階部分を作る前に小屋の設計を見直したので、「小屋作り #0」と対比しながら修正箇所や諸事情で諦めた点を紹介していこうかと思います。
壁側の設計図
屋根裏も基本的に2×4(ツーバイフォー)工法で設計しています。3×6(910x1,820)サイズの合板を基準に設計することは作業性の面からも継続しました。
北側と西側の壁の設計図
小屋の北側と西側の壁になる予定の屋根裏部と作成済みの1階部の設計図です。
小屋の窓は、すべり出し窓(押し開く窓)とFIX窓(はめ殺しの窓)に確定しました。やっぱりすべり出し窓が好きですね(笑)
屋根裏西側(ベッドの頭側予定)にもすべり出し窓を追加を予定しています。
当初、入り口周りが駐車場との位置関係で狭くなっている為に西側の玄関ドアは引き戸を予定していましたが、施工性や遮音性、断熱性のことを考えた結果開き戸の採用に至りました。
取り付けたドアはLIXILのロンカラーフラッシュドアというもので、なんと言っても非常に安価である点とシンプルなフラットさ、マットな質感が魅力的です。
南側と東側の壁の設計図
こちらは南側と東側の壁になる予定の屋根裏部と作成済みの1階部の設計図です。1階部分はほぼ修正無しで作成しました。
ですが、屋根裏は南側の壁の高さを455mmから910mmに変更して圧迫感を多少改善しています。屋根裏の南側は物置ですが、高さ455mmでは匍匐前進でないと移動できなかったでしょうね(笑)
屋根裏部屋には天窓を―などと言っていましたが、素人施工では雨漏りのリスクが増大することを恐れて断念しています。これは賢明な判断ということで…。
基礎と小屋の内部
基礎は建物の構造上本当に大切なところなので、施工までに修正するかもしれないです。修正箇所があったので以下に記しておきます。
基礎と土台
基礎は羽子板付きの沓石のみを使用した独立基礎に変更しました。※独立基礎とは、基礎石同士が直接つながらずに独立した状態である基礎。
以前は土台と大引を直接基礎に乗せる予定でしたが、土地が水平ではなかったため束柱を使用する設計に変更したためです。
メインフロアと屋根裏部屋
概ね以前と同じ様な室内予定ですが、1階に設置予定だった机は屋根裏に移しています。屋根裏の天井が高くなったのと1階を広く使えるようにするためですね。
1階にはテレビ台を置こうかと思っていますがこちらは未定です。
屋根裏部屋は、相変わらず寝室とか書斎みたいに使うと思います。天窓がないのは残念ですが、代わりの遊び要素は一応考えています。
屋根の設計図
屋根の下地部分は概ねこのような感じになると思います。垂木は物置の壁を中継しますが、そのほとんどを渡すことになるので、2×6を使用する予定です。
屋根下地には構造用合板を千鳥張りします。イラストは省略しますが、下葺き材には透湿ルーフィングを張り、本屋根材としてGOKUルーフ(ガルバ横葺き)で仕上げる感じですね。
透湿ルーフィングを使用する場合には、桟をつけて通気層を作る必要があるそうですが、板金屋根なので合板と断熱材の間に通気層を作ろうと思っています。
屋根まわりの作業はほんとに危険しかないので、足場を組んでハーネスや安全帯を使用し、何とか無傷でやれるようにしたいです…。
小屋の第2設計のまとめ
- 小屋は2×4(ツーバイフォー)工法でプチ二階建て(変更なし)
- 窓には主にすべり出し窓を採用予定(天窓は断念しすべり出し窓を1つ追加)
- メインフロアーはキッチン、トイレ付きのシアタールーム(変更なし)
- 屋根裏部屋は寝室兼書斎の予定(天窓は…)
- 基礎や土台、壁パネルに修正あり ←New!
- 下葺き材は透湿ルーフィングで屋根材にはGOKUルーフを使用予定 ←New!
依然未確定の要素は多いですが、超大きな変更はないといった感じです。
今は設計通り実現できるようにイメトレなどで集中力を高めていきます。完成までは相変わらず時間がかかると思いますので今後もゆるくお待ち下さい(泣)