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少しずつですが小屋作りの準備が進んできましたので、そろそろ本格的に始めていこうかと思います。
この記事では、小屋の建設予定位置にある雑草や石ころなどをきれいにして、基礎づくりをスムーズに行えるように整地作業をした様子を紹介していきます。
まずは縄張り!
縄張りとは、小屋(家)の位置をロープや水糸などを使って地面の上に示すことを言います。これにより小屋のサイズ感もわかりやすくなるので、先の工程がやりやすくなるはずです。
縄張りは、小屋のおおよその位置がわかればいいので辺の長さやコーナーの直角も適当ですが、遣り方を作る際には辺の長さをしっかり測り、コーナーの直角も対角線の長さを使って調整します。
本来は杭を打って、その周りに縄を張るようですが、使っていないロープ止め(先端が輪っかになっている金具)があったのでそちらを使用しました。縄は100均のビニール紐です。
ちなみに、整地作業中ぐちゃぐちゃになってしまったのと、奥側(コンクリートの壁のところ)の幅が狭かったことを理由に後日張り直しました。
いざ整地!(という名の泥遊び)
整地とは言っていますが、表面をきれいに均そうと思っている訳ではなく、スポンジみたいに張り巡っている雑草の根っこを取り除いて、少しでも水はけの悪い土壌を改善しようとしています。
そうすることによって、小屋を建てた後に湿気で悩む可能性を抑えたい訳です。湿気はほんとに厄介で、前住んでいたアパートでは、冷蔵庫の中までカビが生えました(笑)
写真でもわかるように雑草を剥がした後はびちゃびちゃなので、基礎を作った後には乾いた土を戻して気休め程度に対策をする予定です(まあ、雨が降ったせいでもあるんですが…)。
というか、土自体が粘土質で全然水が浸透しないんですよね(泣)
そのうち暗渠(地中の水の通り道)や側溝を作ってきっちり対策しないと地盤にも影響が出てしまいそうでビクビクしています。
「雨水浸透ます」を設置して水はけが改善しました!
ここの土は異常に固く、根っこの量も半端ないのでこの日の作業は写真通りの中途半端なところで終了して、後日再開することにしました。
そして再開後、全体的に雑草を剥がしていると、写真の大きな石が出てきてしまいました。周りを掘り崩しても全然動く気配がなく、現在も未解決です。
基礎に干渉しなければ放置してもいいのですが、恐らくがっつり干渉する位置にあるので、ここの基礎石を省略するか(構造的には多分大丈夫)、更に掘って摘出を試みるか、なんとかして砕くかを考える必要に迫られました。
しかし、全く動かないことを利用すれば、周囲をコンクリートで固めてしまって基礎石として使えるんじゃないかと思い始め、できそうであればそれで行こうかと思います。
※この石は後日摘出しました。
なんやかんやあって、とりあえず表面の土、雑草とその根っこを剥がすことができました。後は稲を植えて水盛管と遣り方によって水平を出し、基礎石の設置をやっていこうと思います。
基礎石の設置には、モルタルやコンクリートを使いますが、これらは完全に硬化するまで一ヶ月ぐらいかかるみたいなので、土台作成はその後ということになるでしょうか。
ちなみに剥がした雑草と土は、この量になりました。
雑草は土を落として干した後に、もえるごみで捨てる必要がありますね。ただ、早く処理をしないとここに根を下ろして二度手間になりそうな予感がする土曜の夕方でした。
この記事(土地の整地)のまとめ
- ロープ止めとビニール紐で縄張りをし、小屋の位置を明確化
- 縄張り内の表面の土と群生していた雑草、根っこをひたすら剥がす
- 大きな石を見つけ頭を抱えるが、後日摘出
- 一通り雑草を剥がし終えて、基礎作りに備える
見た目以上に地味で大変な作業でした。土も根っこも固く、剣スコップが何度も弾かれてしまいましたが、どんな作業も終わってしまえばそれまでなので、気にせずに次の作業へ進もうと思います。
次からは、水盛管と遣り方による水平レベル出しをしていこうと思いますので、その時はまた、よろしくお願い致します!