日記3/13更新(絶賛シャワー小屋作り中)

DIYで小屋作り #5「床作りとロックウール」

この記事は約7分で読むことができます。

前回土台が完成しましたので、今回からようやく小屋本体の作成に入ります!床と言っても、フローリングなどの床材の施工はここではしません。

土台のアイキャッチ

2×4(ツーバイフォー)工法では、①床を作ってから②壁を立て③屋根をかけるといった工程になりますので、今回はまず床作りということになります。

タイトルにメイン床と書いているのは、屋根裏部屋の床作りもあるためです。屋根裏の床はメインフロアの天井にもなります。

最初はロフトにしようと思っていたのですが、フロアを分けたほうが施工性が良いと判断したので、現状プチ2階建ての設計になっています。

断熱材受け用合板の貼り付け

まずは、断熱材を受けるための合板を土台に貼り付けることになります。スタイロフォームという発泡スチロールのような断熱材であれば、この作業を省くこともできたのですが、

ロックウールというフワフワの断熱材を選択したので、この工程が必要になってきます。

床の断熱材としてロックウールを選択した理由は、撥水性があることと吸音性があるためです(一応不燃)。壁の断熱材としてはグラスウールを使用する予定で、

ロックウールには低音域の吸音効果グラスウールには高音域の吸音効果がそれぞれあります。効果の程はわかりませんが、気休め程度に期待したいと思います。

塗装する前の断熱材受け用合板

では受け用の合板を貼り付ける前に裏面を塗装していきます。流石に面積が広いので、ローラーでガンガン塗ることにしました。

しかし、ローラーでは結構ムラができてしまったので、コテバケとハケも使いながらなんとか塗り終えました。塗料の減りも半端じゃなく、用意した分全てなくなりました!

裏面を塗装した断熱材受け合板

すべて塗り終えたらこんな感じです。謎のステージみたいですね。

ビス止めする断熱材受け合板

では塗装した面を下にして、コーススレッド(以下ビス)で土台に固定していきます。ビスの間隔はどれくらいがいいのでしょうか。よくわからないので、20cmの間隔で留めておきました。

壁パネルであれば10cmの間隔とか書いてあるのですが、床周りのお話はあまり見かけません…。まあズレなければ大丈夫だと思います。

上から力が掛かる場所なので、ビスもコーナー以外は45mmの短いものを使用しました(コーナーには75mm)。

コーナーのビス止めと有線インパクト

留める箇所が多いので、久しぶりに有線インパクトも使ってバシバシ固定しました!マキタの充電式に比べたら性能はそれなりですね。

ビス止めを終えた断熱材受け合板

ビス止めが終わったところですが、合板を貼っただけでも何か出来てきたように見えますね。この段階で大引きの上以外で寝転がるのは危険なので注意しましょう!

断熱材受け合板を貼ったので、シートで雨仕舞

合板を貼ってしまったので、ここからは屋根ができるまでシートが必要になってきます。しっかり雨仕舞をして、カビや腐食を起こさないようにしたいですね。

根太の設置

このままでは床としての強度がなく、また断熱材を入れることも出来ないので、大引きと直行するように根太(ねだ)を配置していきます。

根太とは床面を支える木材のことで、この木材を適切な本数設置することにより床がたわまなくなり、フローリングなどの床材の下地として機能します。

床根太を配置するための印

床根太(ゆかねだ)を配置するにあたって、設計図通りに印を付けていきます。すごい微妙な数字になってしまいましたが、断熱材は柔らかいので多分きれいに収まると思います。

合板に印を付けていますが、後で設置する側根太に印を付けたほうが床根太設置の時に便利だと思います(実際に便利です)。

墨つぼで印をつなぐ

全体に印を付けたら印と印をつなぐように墨つぼで線引をしました。初めて使用したので線がぼそぼそですが、そのうち上手くなるものでしょうか…。

この墨線も床根太を置いたら見えなくなってしまったので、墨を打つ位置には気をつけましょう!

側根太のカット部を線引

線引が出来たので、側根太(がわねだ)から作ることにしました。側根太とは外側の枠の部分になりますが、12ftの2×4材に半端が出てしまうのでカットしていきます。

丸ノコで側根太をカット

初めて丸ノコを使いましたが、中々素早く切れますね!付属の刃なので切り口にささくれが出ますが必要十分だと思います。

側根太のコーナーをコーナークランプで固定する

4本カットできたので早速ビス止めしていきます。コーナーをビス止めする際に便利な道具がこのコーナークランプです。

側根太のコーナーをコーナークランプで固定する2

普通のクランプでもまかなえるとは思いますが、手間などを考えると持っていて損はないかと思い2個ほど購入しておきました。

手で抑えながらビスを打つとズレたりしてしまうので、コーナークランプを使ったほうが作業が捗ると思います!

側根太のコーナーをビス止め

コーナークランプで固定しつつ、ビス止めをしました。使用したのは90mmのビスですが、ステンレスのものを使用するのをすっかり忘れておりました…。

表面処理はしてあるタイプなので大丈夫ですかね?

側根太の完成

すべてのコーナーをビス止めしたところです。この状態で雨が降ったらどえらいことになりますね!

床根太の作成

側根太が出来たら床根太も同様に作成していきます。丸ノコでカットするスペースを確保するために側根太を少しずらしました。

床根太をビス止め

墨引したところに合わせて(線が見えない!)こちらもクランプで固定しつつビス止めします。こういった箇所はビスを内側から斜め打ちするのがいいのでしょうけど、結構難しいので普通に打ちました。

床根太の完成

床根太を側根太にビス止めし終わったところです。土台へのビス止めや転び止め(床根太が倒れないようにする木材)の設置などがまだですが、この日はかなり暑かったので、ここで終了。

側根太に下穴をあける

側根太は土台にビスを斜め打ちして固定しました。その際に、割れ防止というよりはガイドとしての意味合いで下穴を空けています。

最初は下穴無しでやってみたのですが、ビスが暴れて収まりも悪かったため、以降は全て下穴を空けてビス打ちしています。

側根太にビスを斜め打ちしたところ

少し雑になってしまいましたが、固定はできているようなのでこの調子で…

斜め打ちで突き出てしまったビス

と思ったら、下穴の角度が悪くてビスが突き出てしまいました!下穴を開けるときには色々気をつける必要がありますね^^;

側根太の補強

床の端には壁パネルが乗りますので、2×4材を入れて補強をしています。必要なかったかもしれないですが、断熱材の幅調整も兼ねて後でもう一本入れておきました。

転び止めと内壁用の下地を入れる

床根太と床根太の間に転び止めという木材を入れていきます。壁パネルが乗る位置ですので、その補強も兼ねていると思います。

床根太の転び止めを入れたところ

実際に転び止めを入れたところです。同じ長さではありますが、切り出すのは地味に面倒でした。屋根裏の床でもこれをやるのかぁ…

転び止め固定前に掃除

転び止めをビス止めしてしまう前に一応掃除をしておきました。下穴を開けると結構木屑が出てしまうので、掃除も楽じゃないですね。

側根太の補強材(転び止め)をビス止め

これは側根太の補強部材ですが、転び止めもこのくらいの間隔でビス止めをしました。

内壁の下地

固定する前の写真ですが、トイレの壁を作る位置に下地用の木材を入れておきました。合板貼ったら絶対場所わからなくなりますね…

根太の設置完了

断熱材を入れる前にきれいに片付けをしました!

断熱材と遮音シートを施工

ここからは、断熱材(ロックウール)を入れたら合板でフタをして、遮音シートを貼るといった手順でやってみようと思います。

断熱材のロックウールと防音用の遮音シート

こちらが購入した断熱材と遮音シートです。どちらもモノタロウで買いました!遮音シートの方はモノタロウのプライベートブランド的な商品だったので少し安かったです。

グラスウールやロックウールなどの断熱材は袋から出すとめちゃくちゃ膨らむと聞いていましたが、私の場合はこのくらいの膨らみでした。

とはいえ袋自体がかなり大きいので、そちらのほうが厄介でしたが…

ロックウールをハンドタッカーで固定

いきなり収納してみました。個包装タイプの断熱材にはと呼ばれるビラビラが付いていますので、これを根太に固定します。固定にはタッカーを使用しました。

ロックウールをハンマータッカーで固定

留める箇所が多いので、ハンマータッカーという叩きつけて針を出すタイプのものも同時に使っています。

ロックウールをカッターで切断

断熱材の長さ的にどうしても切らないと収まらないところがありますので、丸ノコガイドを当てながらカッターで切りました。縦に切るときはハサミの方がやりやすかったです。

断熱材を切るときは袋から出して中身だけ切るようにすると、袋部分を耳のように使えて便利です。

断熱材の繋ぎ目を気密防水テープで塞ぐ

すべてのスペースに断熱材を詰めたら気密防水テープでタッカー留めした所や断熱材の断面を密封してしまいます。

私のやり方が正しいかはわかりませんが、隙間ができてしまうとせっかく入れた断熱材の効果が半減してしまうらしいですね^^;

断熱材を詰め終えたところ

断熱材を入れ終えたところです。目視ではありますが、隙間という隙間にテープを貼っておきました!

断熱材のフタをするように合板を乗せる

無事断熱材を入れることが出来たので、早速合板でフタをします。クランプで1枚固定しただけできれいに並べることが出来ました!合板の精度がすごいですね(^^)

ビスの間隔は20cmくらい

断熱材受け合板と同様こちらも20cm間隔くらいでビス止めをしました。

遮音シートをタッカーで留める

床材にはクッションフロアを使ってみたかったので、12mmの合板を2枚重ねで貼る方式に急遽変更したついでに遮音シートを挟むことにしました。

こちらもタッカー留めをしたのですが、どうせ上からビスを打つな…と思ったので、ズレない程度にだけ固定しています。

遮音シートを張り終えたところ

遮音シートも貼り終えました。今までの工程に比べたら床はサクサク進んでいます(当社比)。

床の仕上げ

ここからは仕上げに入ります。といってもまた合板を貼って、ちょっと塗装なりをするだけですが…

遮音シートを合板でサンドイッチ

遮音シートを挟むようにして合板を貼りました!少し横になってみましたが、流石に安定感が違います。これならクッションフロアを貼れそうです(横になっててすいません…)

遮音シートで出来た隙間をシリコンコーキング

遮音シートを挟んだときに出来た隙間を埋めるためにシリコンシーラントでコーキングをしてみたのですが、ひどい仕上がりですね…

どうせ見えなくなる部分ではありますけど、地味に難しくてこのザマです^^;

メイン床の完成

念の為に側面だけ塗装しておきました。ウォルナットが売り切れていたのでオークを使用しましたが、外壁で隠れるのできっと大丈夫です!

メイン床作りのまとめ

  • 断熱材を受けるための合板の裏面を塗装、裏返してビス止め
  • 側根太を組んでから床根太を配置する
  • 床根太の転び止めとトイレの壁用の下地をつける
  • 断熱材を入れてタッカーで止め、気密防水テープで密封する
  • 合板で断熱材にフタをして遮音シートを貼り、更に合板で挟む
  • 遮音シートの隙間をコーキングしてから床の側面を塗装する

またも前回から間が空いてしまいましたが、何とかメイン床が完成しました。

床作りは特に難しいところもなく、スムーズに進んだように思います。私は根太を使用した「根太工法」で床作りをしましたが、根太を使用しない「根太レス工法」もあるようですね。

管理人

梅雨時に作業してますので、徐々に雨の日も増えています。晴れ間を見つけては壁パネル作りも進めていきますので、次回もよろしくお願いします!

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