日記10/20更新(絶賛シャワー小屋作り中)

DIYで小屋作り #9「玄関ドアと庇の取付け」

この記事は約7分で読むことができます。

屋根裏部屋や屋根作りを後回しにしているので、1階部分の細かい作業が続いていますが、その中でも大物の部類である玄関ドアと雨よけに庇を取付けた記事になります。

小屋作り8のアイキャッチ

ロンカラーフラッシュドア

玄関ドアとして取付けるのはLIXILの「ロンカラーフラッシュドア」です。アパートなんかで使われるドアですが、価格が安くて構造もシンプルだったため使用することにしました。

梱包された玄関ドア

個人宅への配送には送料が別途4,000円かかると書いてあったので、最寄りの営業所まで受け取りに行きました。この商品は3個口で1セットの様です。

ラッチやレバーハンドルなど

小さい箱にはレバーハンドルや丁番、ラッチなんかが入っていました。握り玉仕様であればそちらが入っているかと思います。

ドア枠や説明書

細長い方は当然の如くドア枠でした。このドアには色々と仕様があるので一概には言えませんが、自分の場合はここに説明書も入っていました。

ドア本体

残りはドア本体ですね。色は黒でマットな質感が気に入っています。色は複数ありますが、黒とブラウン以外は個人的には微妙な感じがしてしまいました。特に木目

扉本体についていたダンボールなどの保護材は、竣工まで付けたままにすると書いてありましたが、竣工がいつになるかわからないのと邪魔だったので外しています。

ドアとドア枠の組み立て

では早速ドアを組み立ててみようと思います。ドアを壁に取り付ける時は、ドア枠にドアを取り付けた状態で行うとあったので、組み立てを先行した次第です。

ドア本体用のパーツ

ドア本体には、ラッチやサムターン、レバーハンドルなどを取付けていきます。選んだオプションなどで私のとは仕様が異なると思いますがご了承下さい。

ドアの組み立て中

上記のパーツは溝にはめ込んでネジ、ビス留めするだけの簡単仕様でした。パーツはドアの表裏を逆に取付けたりすることで吊り方を左右変えることが出来ます。

ドア枠の組み立て中

ドア枠の組み立ても付属のネジで固定するだけです。組み立ては簡単ですが、この状態での強度にはやや不安があるので乱暴に扱わないよう注意が必要でした。

取り付け前に枠とドア本体を丁番で一体化させておきます。ドアの取付は大変そうだったので、いつものごとく友人に手伝ってもらいました。

ドアをはめ込む躯体の調整

ドアを壁にはめ込むために躯体にいくつか細工をしていきます。

玄関は下辺を土間コンで仕上げることが多いので、こちらのドアもモルタルによる仕上げを前提としているようですが、自分の小屋には土間がないので床を加工していきます。

枠の収まりを良くするために2枚重ねにした合板の上1枚を、ドア枠が収まる分(約4cm)だけ「のみ」を使って取りました。※必須の作業ではありません

しかし画像のスタッド(間柱)の施工ミスにより、これだけではドアをはめ込むことができず、グラインダーで削る必要が出てきました。現状は下のほうが狭く、上に行くほど広くなっています。

この段階でスタッドをズラすのは困難だったので、仕方なくグラインダーで削る選択をしました…。ホワイトウッドなので削るのは簡単ですが木屑の量がすごいです。

土台より壁パネルの合板が飛び出す設計になっているので、ドア枠の下側にも壁パネルと同様合板を取付けておきました。この様な合板は小屋にグルッと一周付けることになります(設計ミス…)。

防水シートをドア枠で挟み込める状態にしてタッカーで固定しておきます。コーナー部は申し訳程度に防水テープで処理しておきました。

ドアを躯体に取付ける

何とかドア枠が取付けられる状態にできたので、早速組み付けていきます。

外から見て右側のスタッドはかなり垂直感があったので、こちら側から固定しています。ドア枠の周りに穴が空いていて、そこに付属のスクリュー釘を打ち込む仕様です。

釘は抜けにくくするために斜めに打ち込むのが良いそうで、更にスクリュー釘は打ち込む度に曲がるので抜け難さが優れているとか何とか。

続けてネジも固定していきます。インパクトを最弱にして打ち込みましたが、横着しないでドリルドライバーを規定トルクで使用したほうが確実ですね。

ちなみに、画像では頭の丸いネジになっていますが、正しくは皿ネジだったので付け替えたような気がします。他のドアについても1つの説明書に書いてあるので混乱してしまいました…。

とりあえず現段階で固定できるところは固定してしまいました。左と上側には隙間ができているので、端材を差し込んでからビス留めをしていきます。

この端材をカイモノ(支物)と呼ぶそうです。私は2×4を丸ノコで切り出してからタイトボンドを塗りたくったものを使用しました。

上記のカイモノをドア枠と躯体の隙間に差し込んだ上でビス留めをして、ドア枠の歪みを極力小さくしていくことが理想です。

調整後の丁番

しかし、この時にはめ込んだカイモノの厚みが足りなかったためドア枠とドアの間に隙間ができてしまいました…。

この問題を解決するために後日購入した「丁番調整スペーサー(DNXZ911-1)」を丁番とドア枠の間に3枚程差し込んでみた所、無事に隙間が埋まり一安心です。

丁番調整スペーサー(DNXZ911-1)

ちなみに、丁番調整スペーサーとはこのようなものです。音叉のようなフォークのような。

そんなこんなで玄関ドアを無事に取付けることが出来ました!今まではシートを被せていただけでしたので一層個室感が高まった気がします。

続けて「QrioLock」を取付ける

玄関ドアを取付けたらついでに付けようと思って1年くらい前に買っていた「QrioLock」も取り付けようと思います。

QrioLockとは、ドアの鍵をスマートフォンや専用のリモコンで開閉できるようにする便利アイテムで、これを付けられる日を密かに楽しみにしていました!

こちらが本体(右)とリモコンのQrioKey(左)です。セール中に買ったので定価よりはいくらか安かったと思います。セールは定期的にやっているようですね。

箱の中身はこの様な感じでした。本体とリモコンの他にも色々付いていますが、サムターンのサイズや形状に合わせて使用するパーツ達がほとんどです。

そのパーツの中で私が使用するのはこちらになります。サムターンのつまみに合うものを選んで本体の回転機構に取付けるもので、SMLの3サイズが入っていました。

ロンカラーフラッシュドアのサムターンはつまみが細かったので左のSサイズを使用します。

このパーツを本体に取り付けると左の状態になります。しかしこのままではつまみとパーツが噛み合わなかったので、ネジを緩めて回転部を引き出しました。

色々なサムターンに対応できるように作られていてすごいですね!

取り付ける前に付属の電池を入れておきました。電池ボックスはSIDE”A”SIDE”B”の2ヶ所ありますが、付属の電池は2本なので優先のSIDE”A”の方に入れています。

SIDE”A”のみに入れた場合でも半年持つそうですが、両方に入れると1年持たせることができるので後日追加で購入した電池2本をSIDE”B”に入れておきました。

本体の取り付けをするにあたって説明書通りにドア周りをきれいにしておきます。ホコリだけじゃなく脂も固定用の両面テープに悪影響があるので中性洗剤で拭いたりもしました。

本体をドアに仮当てして取り付け位置に印のテープを貼ったところです。

両面テープを貼りました。もしサムターンが大きくて本体が取付けられないときは、この両面テープの位置に付属のパーツを取り付けてかさ増しするようです。

印を付けた位置に本体をもっていったら1分くらい思いっきり押し付けておきます。そうすることで両面テープがしっかり働いて取れにくくなるようですね。

リモコンを試してみましたが、しっかり動作するようで安心しました。スマホからも操作できますがスマホで撮影しているので写真はないです…

オートロックやハンズフリー解錠機能などもあるようですが、今の所使用していません。

ですが、オプション品を使ってネット経由で操作したりもできるようなので、内装を仕上げ終えたら併せて使っていきたい気もします。

続けて庇も取付けていく

ドアも開口部であり明確な防水性もないようなのでドアの保護も兼ねて庇を取付けることにしました。価格が安かったのもありますが(笑)

取り付けたのは「LIXILのキャピアF型」という製品です。外壁より先に取り付ける先付タイプでサイズはW1010mm×D440mmとなっています。

土地を買うより前に小屋の設計をしている時、庇をつけてみようかなと思いネットで見ているとこちらの庇が8000円ちょいで買えるのを知りました。

こんなに安く買えるんだなと思って楽天のお気に入りに入れていた記憶があります。

取り付ける前に下地チェッカーを使って下地を探っておきます。この辺にはドア横のスタッドが2本並びで入ってるので、それを利用していく感じですね。

庇を引っ掛けるためにビス(本来は釘)を2本打つ必要があるので、高所ではありますが何とか2ヶ所水平になるように印を付けておきました。

ビスを使用しているのは脚立の不安定な状態でも多少融通がきくためで、安定した足場などがあるなら説明書通り釘を使用するのがいいでしょう。

この辺の作業は下からでは全く見えませんでしたが、手探りでなんとかビスに引っ掛けることが出来ました。庇の取付けでは、この作業が一番危なかったと思います。

位置を微調整した後、付属の補強板を間に噛ませて釘で固定しました。当然ですが、左側も同時に作業を進めています。

釘を打ち込む穴は左右の引っ掛ける部分を除いて空いていないので、軽く下穴を空けてから釘を打ち込むようにしました。

素材はそこまで固くないので安定した足場などがあれば下穴がなくても直接釘が打ち込めるような気がします。

このように穴がある部分には釘を打ち込んでおきました。また、一穴ですが下側用の補強板もあったので上同様に取付けておきます。

仕上げとして、補強板の釘穴を塞ぐようにして防水テープを貼っています。順番としては両側面に貼った後に重ねるようにして上側を処理しました。

おまけでセンサー式のソーラーライトを取付けてみました。

ライトとソーラーがセパレートするので、ソーラー部分を日当たりの良い位置に設置するような使い方ができるのが嬉しいですね。

この記事のまとめ

玄関ドア(ロンカラーフラッシュドア)と庇(キャピアF)が付いた所

まず第一に、よく玄関ドアもないまま長いこと放置していたなという感想です(笑)

ドアが付いたことでシートが上面だけで良くなり見た目にもかなりスッキリしたのではないでしょうか。連日風が強いのでシートと紐の寿命が心配ではありますが…。

次回は小屋作り前半戦のまとめとして窓の取り付けをやっていきたいと思います。そこからは足場を組んで屋根裏部屋や屋根を急ピッチで仕上げていきますので引き続きよろしくおねがいします!

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